「古賀の里山を守る会」は、森づくりに関わる以上、市民が森に触れるその瞬間の美しさを大切にし、価値ある歴史を積み重ねてきたこの森の保全に努めています。また、周辺環境の美化やゴミの収集も、大切な活動の一つと考えています。
古賀グリーンパークの広葉樹の森は、2001年度に植林が始まり、2010年度に完了しました。この間、市民やボランティアの皆さん、九州電力および関係企業のご支援、そして福岡県内の多くのボランティアの参加により、10万本の森づくりが行われ、初期の森が育ちました。
10万本の植樹が完了してから10年後、記念樹として桜園にカワヅザクラ、ヨウコウザクラ、ソメイヨシノを植樹しました。
時が経ち、現在では桜の木々は高さ10メートルほどに成長しましたが、それを取り囲む外周の樹木の成長が著しく、桜の木々を覆い隠し、圧迫するような状態となっています。
植林から25年近く経過した今、桜の生育環境を守るため、外周の樹木の除伐を進め、桜のための空間拡大に取り組みました。
2日は、伐倒木の株から、脇芽の発生が無いように手当てしました。