日時:2013年11月24日(日)天候:晴れ
場所:花見松原中央(元西鉄花見駅から入る)
時間:10:00~12:00
参加者:32名
(松原ネット花見18名、九州コミュニティ研究所12名、福岡県振興開発課1名、古賀市1名)
回収した松葉:約300袋
主催者である松原ネット花見の水上さんから清掃範囲と清掃のやり方の説明があった後、全員で旧西鉄浜見駅裏の松林の清掃を行いました。作業体験に来られた方たちには、松原ネット花見の人たちが作業のアドバイスを行いながら1時間ほど清掃作業を行いました。
枯れた松葉の回収作業が終わった後、水上さんから花見松原は約230年前に黒田藩によって防風林として植林されたこと、昭和40年ころのエネルギー政策で松原が乱れてしまったことなど、花見松原の歴史や、松(黒松)は、非栄養植物で砂地が適していること、松食い虫は枯れ枝に入って生きているので、落ちた枯れ枝も回収しなければならないことなどの話がありました。
その後、花見東二区の公民館で、昼食をとりながら歓談しました。参加者の感想は、初めて松原清掃に参加してみて、作業の大変さがわかったとのことでした。
今まで雁ノ巣周辺の松林では松食い虫に犯された松がたくさんあるのに、花見の松原では余り見かけないのは分かっていましたが、実際に、松食い虫の入った枯れ枝を見せられて、これまで毎月行っている保全活動が役立っているんだなと思いました。
報告:松原ネット花見 山之内芳晴